📝WSL2 上の Ubuntu 24.04 LTS を自動セットアップするスクリプトです。
このリポジトリには、WSL2 上で Ubuntu 24.04 LTS をセットアップするための PowerShell スクリプト setup-wsl-ubuntu2404-dev.ps1
が含まれています。
このスクリプトは、cloud-init を利用して開発環境を自動構築します。
- WSL2 上の Ubuntu 24.04 LTS ディストロを自動インストール
- cloud-init によるプロビジョニングを利用して以下を設定:
- ユーザーの作成とパスワード設定
- ロケールとタイムゾーンの設定
- 必要なパッケージのインストール (例:
curl
,git
,docker.io
など) - Docker のセットアップ
- Oh My Posh のインストールと設定
- WSL の systemd 有効化
- スクリプト実行前に、同じ名前のディストロが既に存在する場合は自動的に登録解除 (
wsl --unregister
) が行われます。 - 登録解除されるディストロのデータは削除されるため、必要に応じて事前にバックアップを取ってください。
以下は、WSL のバージョン情報を確認するコマンドの出力例です。
PS> wsl --version
WSL バージョン: 2.4.11.0
カーネル バージョン: 5.15.167.4-1
WSLg バージョン: 1.0.65
MSRDC バージョン: 1.2.5716
Direct3D バージョン: 1.611.1-81528511
DXCore バージョン: 10.0.26100.1-240331-1435.ge-release
Windows バージョン: 10.0.26100.3194
.\setup-wsl-ubuntu2404-dev.ps1 -Password "YourPasswordHere"
スクリプト実行後、自動的に指定したディストロ名(例: ubuntu2404-dev)で WSL の初回起動が行われます。
セットアップ後、以下のコマンドで cloud-init の状態を確認できます。
#!/bin/bash
whoami
sudo cloud-init status --wait --format json
sudo cloud-init query userdata
sudo cat /var/log/cloud-init-output.log
- WSL のディストロ名として ubuntu2404-dev を設定。
- cloud-init 用の設定ファイルを生成し、必要なパッケージや設定を記述。
- WSL に Ubuntu 24.04 をインストール。
- 既存のディストロ名が存在する場合は登録解除を実行。
- インストール完了後に初回起動を実行。
- cloud-init によるプロビジョニングを実行。
Leave a Reply